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狂牛病対策に我が国のあり方が見える

 農水大臣や政府与党の幹部が「うまい」、「牛肉は安全ですよ」といいながらステーキや焼肉をパクツいている画像がテレビに流れている。

 一体、この国の危機管理や国民への説明責任を、この人達はどう考えているのだろうか、そんな思いを持ちながら、民主党の「狂牛病対策本部」の会合に出た。農水省、厚生労働省、経済産業省、それぞれから現在の取り組みについて説明を受けた。
  いたたまれなくなって質間しました。
 『今生きている牛、その飼料、屠殺され市場に流通している肉、肉骨粉、牛由来の原料製品、それらの海外からの輸入品。それらが国民の日常生活に様々な形で製品として出回り、みんなが食し、また、使用している。そのそれぞれのものの安全性が、現在はどうで、この時期にはこうなる、そのためかくかくの対策を講じている、という全体のマネージメントと、メッセージ発信はどこがやっているのですか』。
 この私の間いに対する答えは、「肉に関しましては、牛由来の原料は、………」という答え。

 生産者はもとより、スーパーやお肉屋さん、焼肉屋さんをはじめ、関係者には深刻な打撃を与え、消費者もいろんな情報に振り回されて危うきに近寄らず、と戸惑い不安になっている現状に対し、全体を把握して対応する仕組みがないというのが実体なのです。
 今の我が国には、国民のために今何をどうすべきかという、当たり前の視点が欠けすぎている。そんな実体でありながら、お偉い人がカメラの前で肉をいくらパクツいても国民の不安は増しこそすれ、なくなることはありません。国民は見抜いています。彼らが信用できないことを。この国を、この信用されなくなってきたこの国を、まさに改革しなければなりません。ワイドショーの受けねらいに力をいれているようでは変わらない。地道に、しかしまっすぐ着実に、国民のための政治をやり抜くことが今一番大切です。

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