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3章 ☆青春は自由かつ理想に向けて燃える時代!
『平和への強い願い』『民主主義』『進取の気質と国際性』、この二一世紀の政治家として最も大事なものを幼くして骨身にしみて保持し始める川端は、大学進学を希望していましたから、父の母校である近江八幡商業高等学校でなく、滋賀県の名門高校彦根東高等学校に進みます。
彦根東高等学校は井伊藩校の流れを組み、自由と質実剛健を校風とする学校で、戦前に甲子園に出場して、審判のジャッジに納得できないと甲子園に座り込んだ反骨の学校としても有名を馳せました。
川端は、彦根東高等学校を卒業後、子どもの頃からの憧れであった京都大学に入学し、その後、京都大学大学院に進みました。ほぼ十年の勉学と研究生活の中で、自分の夢や理想を現実化するためにいかなる努力が必要かを学び、また自らひたすら努力し、着実に理想に向けて一歩一歩進んでいきました。
京都大学工学部大学院を終えて東レ株式会社に入社。人類の幸せと繁栄に役立つ新しい技術の研究と開発業務に従事し、水処理技術で大きな成果を挙げてきました。特に、海水を真水に変えるしくみの開発に当たり、人類の大きな夢のひとつをものにしました。
地球の表面積の70%を占める海の水を真水に変える技術、これは長年の人類の夢でした。この夢が現実のものになり、近い将来、多くの地域の深刻な水不足も、地球の砂漠化も解消されるに違いありません。
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