| ●誰も楽しんだことがない、南京ハゼの並木(平成15年4月18日) |
桜の季節もあっという間に終わり、新緑の季節。私の町の街路樹、南京ハゼも一斉に青葉の芽を吹き出しました。
生き生きと芽を出す南京ハゼを見て思います。なぜ南京ハゼが選ばれたのだろう。おそらく、春夏の元気いっぱいの青葉、秋の見事な紅葉、冬はまるで雪化粧したような白い実、四季それぞれの顔でみんなに潤いを与えてくれる樹だからでしょう。
でも誰もこの並木の四季を楽しんだ人はいません。そうです、そろそろ葉が色づき始める初秋、ばっさりと枝が切り落とされてしまうのです。落ち葉で道が汚れ、雨の日滑って危険、樋につまる、掃除が大変。だからバッサリ。植裁したのも、切り落とすのも、行政、そして費用はみんなの税金。そして潤い、楽しみは何もなし。いったい何のための街路樹、何のために南京ハゼ。
この国、何かがおかしくなってきていると思いませんか。 |
●非核三原則を考える(平成14年6月12日) |
過日福田官房長官が記者団との懇談の中で、『非核三原則は憲法に近いものだ。しかし、今は憲法改正の話も出てくるような時代になったから、何か起こったら国際情勢や国民が(核を)持つべきだと云うことになるかもしれない』旨の発言をしたとして、『政府首脳、将来の非核三原則見直しの可能性に言及』、と大きく報道されました。
政策決定の最高責任の立場にある人が、国是とも云われる国の根幹に関わる政策の見直しに触れたことは重大であり、後日の、云っていない、真意が伝わらず心外である、といういいわけで許されるものでないことは言を待ちません。唯一の被爆国として、二度とあの悲劇を繰り返してはならない、核のない世界の実現を目指す行動の先頭に立つのが日本の使命です。将来の核兵器保有の可能性を残した瞬間から、我が国は核廃絶の行動の先頭に立つ資格を失ってしまいます。核保有の疑念をもたれた瞬間から、経済制裁を受けるかもしれない、場合によっては原発用の核燃料を回収される事も条約上あり得ます。非核三原則の堅持は国民の悲願であると同時に、これを放棄することは、極論すれば、世界から孤立し、時には停電も強いられる耐乏生活の中で、我々には核があるぞと叫んでいる国に進んでいくと云うことになりかねないのです。
そんなつもりでの発言ではないと思いますが、その言葉の重み、意味することは、かくも重い事への自覚がない官房長官、政府の広報官として記者さんに真意を伝える能力のない官房長官、そんな官房長官発言を、どうって云うことない、と事態を認識できず他人事のようにしらん顔する無責任な総理大臣、軽すぎるだけでなく、危険で無責任な内閣といわざるを得ません。 |
●14年度予算について(平成14年3月28日) |
昨日、平成14年度政府予算が成立いたしました。
しかしながら、その内実は従来型の公共事業等を積み上げた「既得権益温存型予算」そのものであり、省庁別シェアも従来通りのものです。小泉総理は「改革断行予算」と標榜していますが、メルクマールでもある「国債30兆円枠」にしてからが、「隠れ借金」による粉飾が施されており、全くもって国民を欺くものと言わざるを得ません。これでは、我が国経済の危機的な状況の改善には全く役に立たず、また今回の予算審議を通じて、あらためて浮き彫りにされた構造的な政官業の癒着、杜撰な予算の執行実態を改革することもかなわぬことでしょう。
「改革」を旗印とする小泉政権が、何ら今までの自民党政権と変わりがないことがますます明らかとなってきています。「本当の改革は政権交代でしか実現できない」という思いは、今回の予算及びその審議を通じてより一層強まりました。 |
●代表質問を終えて(平成14年2月13日) |
TV生中継で本会議演説をするのは、細川政権誕生直前の、宮沢内閣不信任案の賛成討論以来でした。当時も政権交代可能の節目の重要局面でした。今回は小泉政権の支持率急落というこの政権への疑問と不信が国民の間にわき起こっている中での大事な質問でした。日本は今まで通りには運営できなくなった。変えなければいけない。小泉総理は改革と叫ぶばかりで、納得できる説明もなければ、結果も出ていないどころか状況は日増しに悪化するばかり。期待していたけれど大丈夫だろうか。そんな皆さんの気持ちを代弁して、出来るだけわかりやすく、具体的に、しかし論理的に、そして提言も織り込んで、真っ正面から質問しました。「ふつうの言葉で、わかりやすく、はっきり簡潔に」、が総理のモットーだったはずなのに、総理は真っ正面から答弁されませんでした。果たして我が国のそして国民の深刻さを認識されているのか、この国の危機を認識されていないと云わざるを得ません。やっぱり本当の改革は政権交代しなくては実現しない、の感を強く持ちました。
国会論戦はいよいよ委員会に移ります。日本を何とかしなくては、重い責任を負ってがんばって参ります。
PS:せっかくのTV中継だから、もっと顔を上げればよかったと反省しています。 |
●通常国会開会にあたり(平成14年1月21日) |
第154回通常国会が本日開会されました。出口の見えない深刻な不況、厳しい雇用、新しい 時代に入った安全保障体制の構築、あいも変わらない政治家と金の不祥事、直面する課題山積の中で150日の国会がスタートしました。
通常国会は総理の施政方針演説と新年度予算の審議から始まるのが通例ですが、今回は、あと2ヶ月あまりしかない13年度の補正予算審議から始まるという異例のスタートとなりました。
昨秋の臨時国会の補正につぐ2次補正を出さなければならないこと自体、いかに政府の見通しと対応が後手後手に回り場当たり的であるかを如実に現しています。
今の国民の不安や悲鳴が、ちゃんと届いて対応できる政治にしなければなりません。21世紀の日本の将来を決める岐路に立つ国会です。
安心で安全で活力ある国にするため、全力で取り組みます。 |