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News Report Vol.122 川ばた達夫の写真
「通常国会を終えて」


強引さ目にあまる
  初当選以来二十年あまり経ちますが、今回ほど数の暴力による強引な国会運営は初めてでした。強行採決は衆議院の委員会で十四回にもなります。聞かれて都合の悪い事は真面目に答弁しない。逃げる、隠す、ごまかす。そして、強行採決で議論をさせない。安倍総理は、勘違いのリーダーシップで、国会を総理の附属物のごとく、数で片づけたらいいと思っているのでしょうか。

 そして国会は、三年毎の参議院選挙時に延長されないのが通例ですが、十二日間延長されました。野球でいえば、九回裏二死で負けそうだから、突然この試合は十二回までやると強引に決めたようのものです。さらに、投票日が七月二十二日から二十九日に一週間ずれました。極めて異例な、前代未聞の事態です。このままでは選挙に負ける、投票日を少しでも先送りしたい。おまけに七月二十九日は夏真っ盛り、投票よりも遊びへとでも思っているのでしょうか。森元総理は「無党派層は寝ててくれたら良い」と言い、国民の厳しい批判を浴びました。安倍総理は師匠にならって「国民は忘れてくれたら良い」とでも思っているのでしょうか。


国民の側に立つのはどっち
 年金は、三年前「一〇〇年安心」の年金制度と称し、制度改定したにもかかわらず、国民への不安と不信は増幅するばかりです。民主党はまさに逃げる、隠す、ごまかすの厚労省や社保庁を一年がかりで追求し、今年二月、約五千万件の消えた年金記録があることを明らかにしました。国民のために政府が総力を挙げて解決に取り組むべきだという民主党の主張、提案に対し、安倍総理は「問題はない。国民の不安をあおるようなことを言うな。」と答弁しました。

 ところが五月になって、「五千万件を一年間で処理する」「二四時間体制で相談を受け付ける」等々、安心してくださいと大キャンペーンをはったのはご承知の通りです。総理は、内閣支持率が急落したので慌てて場当たり的に対応したのです。国民の年金口座の解決には何ら関心がないんです。だから、できもしない空約束をするんです。


美しい日本人とは
  あってはならないことですが、企業が不祥事を起こした時、社長が「安心してください。大丈夫です。ちゃんと手を打ちます。しかし、十年前の担当役員がこの製品を企画したのが悪かったんです。歴代工場長も無責任でした。おまけに労組がひどいんです。」と会見で言い訳したら、皆さんどう思われますか。日本人たるもの、少なくとも人の上に立つ時は、過ちに対しては率直に詫び、潔く責任を取る、真相を明らかにすることが当たり前ではなかったですか。安倍総理に美しい国を語る資格があるのでしょうか。


「逆転の夏」にしよう
 「政治とは生活である」日々の暮らしの中で安心、安全、安定をより増すために政治があります。あまりにも生活からかけ離れ、思い上がっている今の政府与党の政治を変えねば、日本はおかしくなってしまいます。主権者たる国民の権利として参政権があります。まもなく参議院選挙があります。ここに、今のままではおかしい、逆転させようという皆さんの熱い意志を持った投票がなければなりません。不安、不信、不安定の社会から逆転を成し遂げるために、私も全力で参議院での与野党逆転、そして解散総選挙に向けて頑張ります。

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