琵琶湖に映える木々の緑が、爽やかな新緑から、夏本番に向かう濃緑へと変わりつつあります。
さて、ここ数年、GWは毎年海外への出張が多かったのですが、今年は久しぶりに少し休暇が取れましたので、前から考えていた屋久島訪問を実行しました。そうです、日本で二ヶ所しかない世界自然遺産(もう一ヶ所は、青森県の白神山地)である屋久島の、あの有名な樹齢五千年とも七千二百年とも言われる「縄文杉」に逢いに行って来ました。
ツアー案内の「往復22km_、標高差700m_、標準9時間の道程をみんなで頑張ります。(中略)川の流れやたくさんの植物が単調な道程を楽しませてくれるはず。大株歩道からは傾斜もきつくなりますが、ウィルソン株や大王杉など屋久島でも代表的な屋久杉に挨拶しながら一生懸命歩いて約4時間30分でようやく縄文杉との出逢いです。」を頼りに、いよいよ出発です。
前の日から大雨洪水警報発令中の大変な豪雨だったのですが、出発の朝四時三十分には警報も解除されたので決行されました。しかしながら結局、その日一日大雨となってしまいました。縄文杉に近づくにつれて、足場を探り、道なき道を必死で登りました。
縄文杉に逢えるまでは、とにかく大自然のまっただ中を進みました。樹木、草花は亜熱帯から亜寒帯まで変化する中、猿の声、鹿にヒキガエル、あげくには山ヒルにまで遭遇。そして、ようやく正午近くに縄文杉に出逢うことができました。ただし、直接手で触れることはできません。「根」を守るために、少し離れた展望台から見ることが出来るだけです。しかし、かすみの中に浮かぶ神秘的な姿は、全てを圧倒する存在感でした。
帰りはただひたすら豪雨の中を道は川のようになり、くるぶしまで水に浸かりながら、既に悲鳴を上げつつある足をなだめすかしながら戻りました。出発地にたどり着いたのは夕方の五時過ぎ。ガイドさんによれば、これだけひどい大雨は初めてとのこと。そして、次の日からは足の筋肉痛が待っていました。二日間くらいは、ソロリソロリとしか歩けません。
これだけの大自然を、しかも丸一日、自分の足のみで体験したら、環境を守る、地球を守る、という言葉の重みが違ってきます。政治の場だけでなく、あらゆる場で、自然に対する人間の責任が問われているのではないでしょうか。私自身、琵琶湖をはじめ滋賀の自然への視点も大きく変わりました。新年あけましておめでとうございます。旧年中は、夏の参議院選挙をはじめ、皆様には大変お世話になりました。本年もよろしくお願い申し上げます。
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