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ニュースレポート  
News Report Vol.115
第20回参議院選挙を終えて
 激しい集中豪雨や厳しい暑さの中で、七月十一日に第二〇回参議院選挙が施行されました。民主党は、国民の皆様から多大なるご支援をいただき、昨年の総選挙に引き続いて大きく躍進することができました。特に、地元滋賀県では林久美子さんが4万票の大差で堂々の初当選を果たし、民主党初の参議院議員、また民主党初の女性国会議員となることができました。ご支援いただきました皆様に、あらためて厚くお礼申し上げます。

 さて、今回の参議院選挙の結果に表れた、国政の主権者たる国民の声は、次の二点に集約されると思います。

 まず第一には、与党が強引に押し通した年金法改正への不平、不満でしょう。「非道すぎる」「やり直せ」というのが、「神の声」ならぬ「民の声」ではないでしょうか。続いて、第二には、突然のイラク多国籍軍参加表明ではないでしょうか。「やり方」も「中身」も問題、「納得できない」、重大な「疑義」がある、ということではないでしょうか。
 われわれ民主党は、こうした国民の声を受け、臨時国会の冒頭に、先の通常国会で成立した年金法の改正を白紙撤回する法案を衆参両院に提出しました。

 また臨時国会の会期についても、年金制度とイラク問題について徹底した審議を行うためには最低一ヶ月が必要、ましてや選挙後に明らかとなった自民党国会議員を中心とするヤミ献金疑惑、そして国民の食に重大な影響を及ぼすBSE検査基準の見直し問題、高齢者を中心に大きな犠牲を出した新潟・福井の集中豪雨被害への対応など、国民生活に直結する課題が山積しており、一ヶ月以上の会期を要求しました。

 ところが小泉総理は、「選挙結果は、これからの政局運営に全く関係がない」と国民の審判を無視するがごとき暴言を発し、また、選挙中には全国各地で「説明が足りなかった。よく説明したい。」と弁解ばかりを述べていながら、国民の負託を受け政治家同士が正式に「説明を行い、議論を交わす場」である国会の会期に関しては、われわれ民主党の正当な要求を拒否し、国会議員本来の任務である審議をほとんど行わない、八日間の会期で押し切りました。

 また総理は、選挙後、「民主党は抵抗勢力になった」と述べ始めています。お得意の「まやかし」手法です。「ワンフレーズ」で決めつけ、「論点をすり替え」自分の変節を民主党のせいにする、そして「自分だけはいつも正しい。反対するのは全て敵、悪いのは全て敵。」という構図で論点をごまかす。しかし、国民は全てお見通しです。

  民主党は、今回の選挙で、大きく躍進させていただいたとはいうものの、小泉政権への批判の受け皿としての結果も大きかったと素直に受け止めるべきです。今後、単なる期待感だけではなく、全面的な応援、本格的な支援を集める政党になるという重大な責任があります。

 「まっすぐに、ひたむきに」真正面から全力で国会に臨み、国政に取り組んでまいります。
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