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小泉「まやかし」改革に鉄槌を!
〜参院選挙に向けて〜 |
【三位一体改革】
今年の予算審議で何が一番重要な争点だったかといえば、やはり「三位一体」改革ではないでしょうか。そもそも、「自主・自立の地方分権型の新しい行政システムを構築」するために、(1)補助金削減、(2)地方交付税改革、そして(3)税源委譲、の三つの改革を一体で行う、ということで「三位一体」改革と呼ばれました。あくまで「手段」であり、一体で行わなければ意味がありません。
ところが、「三位一体」の美名のもと、補助金については、地方をコントロールする仕組みは変えず、単純な削減が行われました。税金の委譲は削減額の半分しか手当がなされず、「痛み」だけが地方に押しつけられたのです。交付税も突然大幅にカットされました。
民主党による全国の市町村自治体アンケート(一八六〇自治体から回答)の結果でも、困惑と怒り、不安を引き起こしたことが分かります。多くが、財政調整基金を取り崩し、何とか予算を編成しました。
こうした前代未聞の混乱が起きた最大の原因は、小泉総理による「突然」の一兆円削減指示なのです。生活習慣病の患者に対して、治療方針も示さず、突然生活費だけカットし頑張りなさいと言っているようなものです。ここに、マジックならぬ小泉「まやかし」改革の姿がよく表れています。「手段」をいつの間にか目的にすり替え、スローガンとして唱え続けるのです。
【郵政民営化】
小泉改革の次の大きな目玉である郵政民営化についても、同じことが言えます。郵貯・簡保の三六〇兆円にも及ぶ資金をどうするのか。わが国の金融だけでなく、財政に対しても大きな影響を与えます。民営化について賛否両論が渦巻いています。
いろいろな機会に、郵政民営化について意見を募ると、大体どこでも、賛成二割、反対二割、残り六割が「あまり関心がない」「良く分からない」という結果となります。
当然です。いま決まっていることは、小泉総理の方針により、平成一七年に法案化、そして平成一九年に民営化、というスケジュールだけなのです。民営化の内容は全く決まっていません。
耳障りの良い「民営化」というスローガンだけを唱え続ける、小泉「まやかし」改革の立派なパターンなのです。
【小泉「まやかし」改革】
あるべき姿を示さずに、本来は手段の一つであるスローガン(道路公団・郵政の民営化や三位一体改革)を繰り返し唱え続け中味は丸投げ、それが小泉「まやかし」改革です。
もはや化けの皮も剥がれています。「改革」は全く進まず、「痛み」だけは弱者と地方に押しつけられ不安だけが増大している、いまの政治に終止符を打たなければなりません。
夏の参議院選挙で、小泉「まやかし」改革に鉄槌を下しましょう。 |
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