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ニュースレポート  
News Report Vol.111
第四十三回 総選挙を終えて
 二十一世紀最初の第四十三回総選挙が、十一月九日施行されました。皆様の力強い、献身的なお支えで、当選させていただき、引き続き国政での活動の場をお与えいただきました。心からお礼申し上げます。
 特に今回は、わが国の国政史上初めて、各党が政権公約(マニフェスト)を掲げ、国民に政権選択を問う選挙が行われました。多くの有権者の皆様が、そのことに強い関心を示されたことを、直接肌でひしひしと感じました。私自身が、この歴史的な選挙に立候補できた、そして当選させていただいたということに、万感の思いが募ります。
 思えば、昭和六十一年、「一生懸命、ただ普通に、日々を暮らし、仕事に頑張り、家庭を守り、地域に暮らしている。そういう人が元気良く、頑張ってやっても、何ともならない。報われない。」ことに、大きな矛盾を感じ、サラリーマンからこの世界に身を投じました。その後、十七年間、この原点を一貫して追い求めてきた、行動してきたつもりです。しかし、なかなか上手くは、いきませんでした。頑張っても、頑張っても、先が見えない、どころか悪くなる。これは、みんなの頑張りが足らないのではなくて、本当に政治が機能していない、政治が本来の役割を果たしていないから、足を引っぱっているのではないか。その政治の機能を果たすには、政権を相競い、交代しうる政治構造がどうしても必要だ、と。
 十年前には、戦後初めての政権交代が起き、細川連立政権が誕生し、そして失敗しました。その後、ちょうど七年前、当時の新進党党首の小沢一郎さんと一緒に、イギリスに行き、政権交代直前の野党労働党のブレア党首との対談に同席しました。ブレア党首は、「政権をいただくということは、権力を持つことである。予算の配分権と、法案の成立権を持つ。何でも出来る。したがって、私に政権をいただければ、これだけのことを、数値目標を挙げ、期間を決め、そしてやり方を提示した契約書(マニフェスト)を、有権者に配る。メージャー首相、保守党も配る。2つの契約書のどちらと契約していただけるのかを、有権者が決める、すなわち政権を選ぶということだ」と説明してくれました。なるほど、と、あらためてそういうことか、と納得したことを憶えています。
 今回の選挙結果は、「小泉政権に全幅の支持を与えることは出来ない。しかし、民主党に一気に政権を託すことも不安だ。二大政党にするから、もう一度、能力を示せ」との絶妙な「民意」を示しているのではないでしょうか。年明けから始まる通常国会では、まさしく民主党の真価が問われることになります。官僚主導の小泉「改革」ではなく、「民意」を受けた政治家主導の「改革」を民主党が担っていけるよう頑張りたいと、私の政治家としての「初心」を実現し、「初心生涯」を果たしたいと、決意を新たにしています。今まで以上のご支援の程、よろしくお願いいたします。
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