前回タイガースが優勝したのが一九八五年、もう十八年も前のことです。私が衆議院選挙で初当選させていただいたのが翌一九八六年、十七年前になります。最近では万年最下位とさえ言われてきた、わが愛するタイガースも、十八年たって生まれ変わり、再び優勝しました。そして今、私たちの長年の夢「政権交代」が、高い実現性をもって視野の中にあります。
私は、この十七年間、日本の政治を、というよりも日本の国を本当にまともにするためには、政治の構造を変えなければならない。政権交代可能な状況で、政党が競い、政権を世の中の人が選ぶという構造を作り上げなければ、政治が機能しない。その一点で、ずっと行動してまいりました。
長い間、自民党政治のもと、日本の政治は機能不全に陥ってきました。多数さえ取れば何をやってもいい、都合の悪いことは、前もっては有権者には言わず、数さえとれば勝ち、ということが横行しています。そして、われわれの税金が正しく使われず、多くの人達の努力が報われず、世界有数の技術力も宝の持ち腐れとなって、いまの長きにわたる経済の低迷を招いたのです。
七年前、私は、今度ご一緒になる小沢一郎さん、当時の新進党党首に連れられて、イギリスに行き、当時の野党・労働党党首トニー・ブレア氏との会談に陪席をさせていただきました。その時、次期総選挙で十七年ぶりに政権をとり、総理となることが確実とされていたブレアさんから、政権公約、いわゆるマニフェストの話を聞きました。その時は、政権を目指す、政権交代をする、そしてマニフェストを作るという話を聞いても、まだまだ日本では先の話かな、とさえ思ったものです。しかし、今まさに、私たちは新たに自由党と合流し、政権交代のための政権公約、マニフェストを一生懸命作っています。こんな時代がついに来たのです。
皆さんに「政権を問う」ことが出来る時代が来ました。こんな時に、この立場にいることが出来ることに感謝すると同時に、その責任の重さを痛感し、身が引き締まる思いです。今一度お力をいただき、皆さんと一緒に、二十年後のNHK「そのとき、歴史は動いた。衆議院投票まで、あと何日」に登場したいと思います。 |