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新緑の季節を迎えて
―地域から政治を見直そう―
南京ハゼの街路樹 桜の季節もあっという間に終わり、新緑の季節を迎えました。町の街路樹である南京ハゼも、一斉に青葉の芽を吹き出しました。
 南京ハゼは、春夏には元気いっぱいの青葉をつけ、秋には見事な紅葉、冬はまるで雪化粧したような白い実、と四季それぞれの顔でみんなに潤いを与えてくれます。
 でも、私の町では、誰もこの並木の四季を楽しんだ人はいません。そうです。葉が色づき始める初秋、ばっさりと、枝が切り落とされてしまうのです。
 落ち葉で道が汚れ、雨の日滑って危険、樋につまる、掃除が大変。だからバッサリ。植栽したのも、切り落とすのも費用はみんなの税金。そして潤い、楽しみは何もなし。一体、何のための街路樹、何のために南京ハゼ。こんなところにも政治を見直すヒントがありそうです。

人口伸び率日本一 滋賀県の人口伸び率は全国第一位。県庁所在市の中では大津市が一位。草津市は全国の市の中で一位。二〇二五年には滋賀県以外は全部人口減少県になると推計されています。県民一人あたり所得は東京都、大阪府、愛知県に続いて全国第四位。
 こういう数字を見ると、滋賀県の将来は、まさにバラ色です。交通の便がよく、気候温暖、水に恵まれ、教育水準も高く、勤勉実直な県民性。高度経済成長の恩恵を最大限に受けて滋賀県は発展してきました。みんな頑張ってよかった。そしてこれからも頑張ればずっと発展していく…とみんなが思っていました。
 しかし良く見ると、昨年の県予算の歳入不足は五〇〇億円に達し、超緊縮予算の今年度でも、三〇〇億円の不足と、今まで通りにいかない事態に直面しています。世界で一番いいものを、世界で一番沢山作れても、かつてのように世界で一番安くはもう作れない、貿易立国の日本が大転換期にあるとき、その恩恵を最大限に受けて成長してきた滋賀県は、転換期の打撃、影響を一番受けるのは当然のことでしょう。
 これからの滋賀県が、今まで通りの、活力ある、豊かな県であり続けるために、何が必要なのか、大胆な政策転換が求められています。同時に、限られた税収の中で、バラ撒き、垂れ流し、ぶんどりが許されないのはもとより、無駄なく効率よく、そして何よりこれからの滋賀作りのために、税を配分することが求められています。このことは、各市町村も同じです。
 地方選挙も終わり、新しい議員も誕生しました。みんなで知恵を出して道を切り開かなくてはいけません。
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