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主役はやはり経済 「痛み」の議論注目
平成13年12月9日 京都新聞「政論」から
 特殊法人改革は、つまり税金の使い方を改めたいということではなかったか。たとえば道路公団改革について、自民党道路調査会が特殊法人に税金をルーズに垂れ流すのを改めたい、という小泉純一郎首相の気持ちは分かる。だからこそ国民も期待した。
 個人的には官邸サイドと与党の協議が決裂し、小泉首相が改革案を強引に内閣として出し、賛否を問うという手段をとると思っていた。しかし、今回の政府・与党決着だ。小泉首相は国民の期待を裏切ったと言わざるを得ない。

  自衛隊派遣の国会承認案の採決で、党内で一部の造反が出たことは残念だ。民主党が「なんだ、頼りない」と思われたのも事実。率直に責任を感じる。政治家の理念や思いはいろいろある。議論はしっかりやって、しかし意見が集約できたらそれでまとまることのできる政党にしないといけない、と反省している。

 金融や為替の不安、ペイオフ解禁など、やはり国会の議論の主役は経済だ。小泉政権は不良債権処理の約束も果たせていない。雇用対策も十分とは言えない。
 いよいよ「痛み」に踏み込まざるを得ない厳しい局面に入る。どんな手を打つべきか、年明けにもみんなで真剣に話し合わないといけない。

(かわばた・たつお=衆院議員)


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