| 科学技術・産業政策研究会 第4回勉強会開催 |
去る7月10日、川端議員が会長を務める科学技術・産業政策研究会の第4回勉強会が開催されました。 |
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| 今回は、講師に東京大学名誉教授で味の素(株)健康基盤研究所長を勤められている高橋迪雄(たかはし・みちお)氏を招き、民主党の国会議員・秘書・労組・団体含め約60名が出席しました。高橋氏は、『生き物としてのヒト ヒトが経験した生物学的パラダイムシフト』というテーマで、ご自身の専門である動物科学の観点から「あらためてヒトを生物の枠組みで考えることで、長期的な政策立案の一つの拠り所にしていただければ」と、極めて有意義で内容の多い講演そして提言を行われました。 |
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生物としてのヒトは、ほ乳類としてはじめて完全な2足歩行を行うこととなり、そのために肉食動物(ヒトは、生物学的に肉食動物)として集団で狩猟生活を行うことになった。そして、集団での狩猟成功率を上げるため、コミュニケーション(言語)能力を高める必要から大脳の発達を進める生物学的な戦略が採られたと思われる。この戦略の中で、一夫一婦制が必要となった。こうして大脳を発達させたヒト(500ccから1400ccへ)は、1万年前には農業を発明し、その進歩とともに文明を発達させていった。この文明の発達に従って、社会の仕組みも変化し、またコンピュータという「外部脳」まで生み出すことになった。こうした文明の発達の中で、食物獲得と並んで生物としてのヒトにとってもう一つ重要な生殖活動については、実は最も発達が遅れている。この文明の流れからすれば、早晩「試験管ベビー」技術が確立され、大きく社会が変わっていくことが想像できる。などと、非常に興味深い話をされました。
その他にも、生殖年齢を大幅にすぎて生活をするヒトの問題、本来肉食動物であるヒトが穀物(植物)を主食とすることによる食糧問題など、動物科学の観点から様々な社会問題、引いては政治問題を分析する具体例をあげられ、1時間半にも及ぶ講演でしたが、出席者の誰一人として退屈することのない素晴らしい勉強会となりました。
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